今朝、家の周りにはうっすらと雪が積もりました。
こんなに寒いと外に出るのも億劫だということもありますが、今年の年末年始はステイホーム。外を歩いている人はほとんどいません。
「閑か(しずか)」の漢字【 閑 】は、見たとおり「門を閉じてひっそりとしている様子」を表します。
静かでもあり閑かでもある2020年の大晦日です。
この1年の変化は劇的なものでした。
2019年の春、教室を始めた当初はzoomもオンライン授業もそれほど世間に浸透していませんでした。リモートワークやテレワークといった言葉が広がり出すのももう少し先のことです。
当初は自分で手作りしたzoom説明書(3ページ!)をお送りしていました。それでも、
「zoomって無料ですか?」
「ダウンロードしないといけないの?」
「うまく繋がらない……」
とのお声がありました。
このサイトは、文面はもちろん構成やデザインなども全て自分で管理作成をしています。そのため、ちょこちょことマイナーチェンジをしているのですが、オンライン授業の利点をなんとか伝えようとしていた当初の必死な感じが今もなお残っています。それが自分の中ではちょっと恥ずかしかったりしますが。
ところが今年に入ってからは、
「ミーティングIDお送りしますねー」
「了解でーす」
と、こんな感じ。見違えるほどスムーズに伝わるようになりました。
これほどオンライン授業が当たり前になり、時代が変化していく様子を目の当たりにするとは思いもよらない1年でした。
とはいえ、子どもたちと直接会って「読むこと・書くこと」の面白さを共有したいという思いが強くあります。
2021年は、オンラインと併せて、子どもたちと直接出会える教室を作りたいと考えております。
さて、おかげさまで文章表現教室フォリウムの今年の授業は全て終わりました。
しかし受験生にお正月が無いように私ものんびりしてはいられません。
自分にとっては仕事ですし毎年のことですが、受験生にとって中学受験は一生に一度のこと。子どもたちが本番に力を発揮できるよう、年明け最後のひと押しのために授業準備をしています。
頑張れ、受験生!
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
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